これまで雑所得とされてきた暗号資産の所得が、申告分離課税へ移行?
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税制改正!ついに暗号資産が分離課税に移行で大幅改善へ

2025年12月19日に公表された、2026年度税制改正大綱によると、暗号資産取引に関する課税制度が見直されることが分かりました。
長年、日本の仮想通貨トレーダーにとって重荷だった最大55%もの税率が、ついに一律20%へ引き下げられる方向で進んでいます。
これにより、税負担が株式と同様になり、売却益に対する不公平感が是正されることが期待されます。
また、申告制度も総合課税から分離課税へ変更される計画で、損失の繰越控除なども可能になるとされています。
ただし、実際の施行時期は議会の承認などを経る必要があり、施行されるのは2027~2028年との報道もあります。
現行ルールと税制改正後の比較
| 項目 | 現行ルール | 改正後(予定) |
|---|---|---|
| 税区分 | 雑所得(給与と合算) | 申告分離課税 |
| 税率 | ~55%(累進課税) | 一律20% |
| 損失控除 | × | 〇(3年間まで繰越可) |
| 対象 | すべての暗号資産 | 登録業者扱いの特定資産 |
暗号資産の税率が一律20%に!
今回の公表された改正案の最大の目玉は、暗号資産の利益に対して約20%の申告分離課税を導入することです。
日本ではこれまで、仮想通貨の利益は税務上「雑所得」として扱われ、給与所得などと合算されて最大55%の税率がかかっていました。
つまり、仮想通貨で儲けてもたくさんの税金を取られてしまい、利益の多くが消えてしまうという状況でした。
この税制が投資家に重い負担をかけていましたが、それが今回の改正で改善するかもしれません。

税制が変われば暗号資産市場への資金流入が増加する可能性が高いです!
損失の繰越控除が可能に!
現在は仮想通貨で損を出しても、翌年以降に損失を繰り越すことができませんが、改正後は最大3年まで損失を繰り越せる仕組みが導入される予定です。
例:2026年に大きな損失が出た → 2027年、2028年の利益と相殺できる
これによって、税負負担がさらに軽くなり、投資家の手取りが増える効果が期待されます。
仮想通貨の分類そのものが変わるかも?
税金だけでなく、暗号資産の法的な位置づけそのものが変わろうとしています。
これまで「支払い手段」や「雑所得の対象」という扱いだったものが、金融商品に近い位置づけに変わる可能性が高いです。
つまり、
・株式やETFのような金融資産的な立場になる
・情報開示義務や内部統制も強化される
・仮想通貨ETFなどの上場商品が日本でも増える
といった可能性があります。
実際に申告分離課税になるのはいつなのか
政府は2026年の税制改正大綱として方向性を定めていますが、法改正を経て、実際に施行されるのは2027年以降、場合によっては2028年になる可能性も示唆されています。
改正案としては固まりつつあるものの、最終的な施行日や細かいルール設計はこれから国会審議・政省令整備を経て決まることになります。
いまは気長に待ちましょう…。
まとめ
2026年の税制改正は、単なる「税率変更」ではありません。
日本が仮想通貨を”雑所得”から”金融資産”へと位置づけし直す歴史的転換点です。
これによって、国内の投資家参加や日本の事業展開が促進され、世界の中でも「仮想通貨に優しい国」として注目される可能性があります。
いずれにせよ、今後の動きをしっかりとウォッチしておくことで、節税と資産形成の両方で大きな恩恵を受けられるチャンスになるでしょう。
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